神である主が義と賛美とを全ての国の前に芽生えさせる ー イザヤ61:11

愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。 第三ヨハネ 二節

神様の願われるヴィジョン

2013年05月19日 11:00

御言葉:1コリ10:31 こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現すためにしなさい。 

 ハレルヤ!主の御名を賛美します!

神様は私たちが人生を生きていく中で、ヴィジョンを抱いて生きていくことを望んでおられます。ビジョンや夢を抱いて生きる時、私たちは生き生きとなって、ビジョンや夢の達成のために、活発に信仰生活を送っていくことができます。

箴言に、幻がなければ民は堕落する。〈新共同〉幻がなければ、民はほしいままにふるまう。〈新改訳〉」(29:18とありますように、私たち人間には、幻-すなわちビジョンや夢を持って生きることは本当に必要なことなのです。ビジョンや夢がない人とそれをはっきりと自覚している人とは、後で大きな違いがでることも、ある統計調査によっても確証されています。それでは、私たちはビジョンや夢をどのように持つべきかこれからみなさんと御言葉を分かち合いながら見ていきたいと思います。

 1. 大きなヴィジョンを抱こう! 

神様は私たちに大きな夢とビジョンを持つことを求めていらっしゃいます。

詩篇81:10 わたしが、あなたの神、である。わたしはあなたをエジプトの地から連れ上った。あなたの口を大きくあけよ。わたしが、それを満たそう。エジプトの地で過酷な労働をしいたげられていた、イスラエルの民たちをモーセを通してエジプトの地から救い出した主は言っておられます。「あなたの口を大きくあけよ。わたしが、それを満たそう。」主は、イスラエルの民たちに、「口を大きく開けなさい!」「大きく開けたあなたの口を私が満たしてあげます!」とおっしゃったのです。これは、食物や飲み物だけの話ではありません。心の中の霊的なことも含めて、大きく抱いたものを満たしてくださる、ということです。ジョンや夢は大きければ、大きいほうがよいのです。小さなビジョンも謙遜に見えて良いのですが、大きなビジョンを抱けば、もしそれが全て叶わなかったとしても、かなり結構すばらしいことが達成される可能性が高いからです。たとえ、100%ビジョンが叶わなかったとしても、それを熱心に求め続けるならば、かなり大きな夢とビジョンが達成されやすいのです。夢とビジョンを大きく持たれるみなさんとなられますように、主の御名で祝福します。

 チョーヨンギ先生は、世界を駆け回る牧会者になろう!、世界で一番大きな教会を建てよう!という夢とヴィジョンを抱きました。このような大きな夢を常に持ち続けて、ついにその夢が叶いました。とても大きな夢とビジョンをチョーヨンギ先生は抱きました。チョーヨンギ先生は、初めは天幕のテント張りの教会からスタートしました。開拓メンバーもわずか四人でした。それが、今や世界に78万人の教会員を所有するメガチャーチに成長しました。チョー先生は世界で一番大きな教会をたてるビジョンを持っていましたが、まずはっきりとした目標を立てて、それを実行に移す努力をし、その目標が達成したら、更に次の段階の目標を立てて、段階ごとにゴールを設定して世界一の教会まで成長させることに成功しました。150人の教会のメンバーが在籍していた時、300人を目標にして祈り続けました。そして300人が達成したら、600人を目標において祈り続け、600人が達成したら、3,000人、そして、6,000人、1万人、3万人、5万人、10万人…。目標が達成するごとに次の高い目標を定めて、夢を叶える唯一のお方、主に頼り、祈り、牧会に力を尽くしていきました。そして、30万人、50万人と目標が達成され、100万人の目標を掲げているのですが、現在78万人の教会員が世界に存在しているのです。

また、世界中を駆け巡り福音を宣べ伝える伝道者になるヴィジョンを抱いたチョー先生は、世界で福音を宣べ伝えるためには英語を話せなければならない、ということを考えて、英語の辞書を熱心に読みふけったそうです。また外国の宣教師たちから英語の神学書籍を借りてきて、その本を返すまでに熱心にそれらの英語の本を読みながら勉強をなさり、英語の実力が上がっていき世界で福音を宣べ伝える伝道者にもなりました。

私たちは、はっきりとした目標を持つことが本当に大切であることがわかります。目標をはっきりさせて、祈って実践していくならば、開いた口を満たしてくださる神様が、必ず私たちの大きな目標、夢、ビジョンを叶えてくださると信じます。みなさん、大きな夢とビジョンを持ちましょう!今は、その夢が全く叶いそうになくても、まだ、現実を見れば夢の達成には程遠く思えたとしても、神様は、「あなたの口を大きく開けなさい!」「私がそれを満たしてあげよう!」と言ってくださっているのです!ハレルヤ!みなさん!口を大きく開けてください!大きな夢とビジョンを抱いてください!素晴らしい全知全能なる神様が、みなさんの抱いた大きな夢とビジョンを叶えてくださいますことを信じ、主イエス・キリストの御名で祝福します!

 

 2. 神様の国のヴィジョンを抱こう

大きなヴィジョン描くように、神様から望まれている私たちは、次に神様の国のビジョンを持つことを望まれています。

だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。(マタイ6:33

神様は私たちへ初めにして欲しいと望んでおられることがあります。「神様の国とその義」をまず第一に求めて生きることであります。神様の国はどのようにして実現するのか?その方法をよく理解できるイエス様の話がマルコの福音書にあります。

マルコ12:28~34

28 律法学者がひとり来て、その議論を聞いていたが、イエスがみごとに答えられたのを知って、イエスに尋ねた。「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」29 イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。30 心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。31 次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにはありません。」32 そこで、この律法学者は、イエスに言った。「先生。そのとおりです。『主は唯一であって、そのほかに、主はない』と言われたのは、まさにそのとおりです。33 また、『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして、主を愛し、また隣人をあなた自身のように愛する』ことは、どんな全焼のいけにえや供え物よりも、ずっとすぐれています。」34 イエスは、彼が賢い返事をしたのを見て、言われた。「あなたは神の国から遠くない。」それから後は、だれもイエスにあえて尋ねる者がなかった。

 この御言葉は本当に大切な御言葉です。なぜなら、聖書の戒めの中で、一番大切な戒めをイエス様が教えておられるからです。また、その一番大切な戒めと神様の国の関係も表現されておられるからです。まず、イエス様は律法の中で一番大切な戒めは何ですか?という質問に、お答えになりました。-『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』これが一番大切な戒めであり、そして、『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』これらの戒めよりも大事な命令は他にはありません、とおっしゃられたのです。 そして、律法学者がこれらの二つの戒めが、どんな全焼のいけにえや供え物よりも、ずっと優れています、とイエス様に答えた時に、イエス様は次のように、この律法学者におっしゃいました。「あなたは神の国から遠くない。」。この「あなたは神の国から遠くない。」と言う意味は何でしょうか?それは、34節を見ればわかります。 『イエスは、彼が賢い返事をしたのを見て、言われた。「あなたは神の国から遠くない。」』

この律法学者は、大切な二つの戒めがどんな全焼のいけにえや供え物よりもずっと優れている、と賢い返事をしました。しかし、まだこの戒めを実践する前の段階であるので、イエス様は「あなたは神の国から遠くない」と言われたのです。この一番大切な二つの戒め-『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』を実践する段階に至るとき、神様の国が現れるのです!律法学者は、この二つの戒めの大切さを悟りました。しかし、まだ実践する前の段階でしたので、“神様の国” には至っていませんが、神様の国の実現のために必要な律法を悟っているので、「あなたは、神の国から遠くない!」とイエス様から言われたのです。いつも、『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』の御言葉と『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』の二つの一番大切な御言葉を守り、実践して、神様の国を求め実現できる皆さんでありますように、主の御名によって祝福します。

 

3. 神様の栄光を現すヴィジョンを抱こう!

大きなヴィジョンと神様の国のヴィジョンを抱く私たちは、次に神様の栄光を現すヴィジョンを抱くことを神様が望んでおられることがわかります。

1コリ10:31 こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現すためにしなさい。

主は、私たちが食べるにも、飲むにも、何をするにもすべて、ただ神様の栄光を現すためにするように命令しておられます。どんなことをするにしても、ただ神様の栄光を現すために生きるみなさんとなりますように主の御名で祝福します。スポーツを通して、神様の栄光を現す人もいます。ブラジルのカカという選手は、ゴールをするごとに着ている一番上のシャツを脱いで、I BELONG TO JESUS-「私はイエスに属しています」という意味の言葉がプリントしてあるシャツを観客に示して、神様の栄光を現しています。韓国でもクリスチャンのサッカー選手を始め、様々なクリスチャンスポーツ選手たちが存在して、神様に栄光を返しておられます。 また、音楽を通して神様に栄光を返しておられる方もいますね。パク・チエというバイオリニストは、小さい頃からドイツへ留学しながら、バイオリンを学び、一度はバイオリンが嫌になって挫折しかけたこともあったのですが、その壁を乗り越えてから、神様から与えられている才能を発揮しだし、ドイツの国家から、アメリカの音楽大学としてとても有名なインディアナ州立大学へ国費で留学ができる恩恵をいただいたり、何億というバイオリンを国から使う許可を得て、コンサートなどで曲を披露しております。彼女は素晴らしいバイオリンの曲を多くの人々に聞かせ、人々を慰めたり、励ましたりしながら、公演の最中にイエス様の証をよくなさいます。リック・ウォレンというアメリカのカリフォルニアでサドルバック教会という大きな教会で牧会しておられる有名な牧師さんがおられます。彼は、アメリカで大ベストセラーとなって多くの外国語に翻訳されている “Purpose driven life” の著者でありますが、彼はこの本の中で、神様に栄光をお返しする五つの方法を記しております。それは、1. 礼拝 2. 交わり 3. 弟子訓練を通しキリストに似る 4. 奉仕 5. 伝道 であります。これら、五つのカテゴリーを通して神様の栄光を現すようにこの “Purpose driven life” には書かれております。私たちの教会のビジョンは、抽象的には今年の四大目標があげられます。. 忠実に礼拝を捧げる教会  . 熱く祈る教会  3. 熱心に伝道する教会  4. 聖霊と御言葉で充満な教会 金姫玉牧師先生が立てられました、今年の四大目標をいつも覚えて、達成する皆さんでありますように主の御名によってお祈りします。また、私たちは教会の使命である、礼拝・教育・交わり・奉仕・伝道の五つの分野をそれぞれ活性化させて、バランスよく成長し、教会が大きくリバイバルすることを望んでおります。ホームページに具体的に示してありますけれども、まず礼拝では、「神である主が、義と賛美とをすべての国の前で芽生えさせる」(イザヤ61:11) この御言葉をもって、イエスを信じて、義とされたクリスチャンたちが、賛美をとおしてリバイバルを引き起こし、日本を福音化させるビジョンを持っております。また、メッセージを通して、信仰が堅くなり、また、祈りを通して、問題が解決し、奇跡が起こり、聖霊に満たされ、神様に大きく栄光が現れる礼拝を目指します。教育では、聖書勉強を通して、聖徒さんの霊的な成長を促すすばらしい機会を確保していかなけばなりません。良い聖書の指導書がたくさんあります。私たちはそれらを活用すべきです。今、テキストを再検討しておりますが、まもなく良いテキストを通して聖書勉強をスタートします。聖書勉強を通して霊的に成熟し、イエス・キリストの品性にどんどん近づき神様の栄光を現すことが私たちの使命です。みなさんも聖書勉強会には積極的に参加なさって、ご自身の霊的な成長を通して神様に栄光が大きく返りますように主の御名によって祝福します。交わりにおいては、現在今日行う予定の、みんなで料理し交わりをしながら食事を共にする、ハンドメイドカフェがスタートしています。ギョウザつくりからスタートしましたが、今日は牛丼の予定です!みなさん!今日のお昼はコックさんになって、交わりをしながら楽しく主の中ですごしましょう!また、来月にはバイブルカフェも始まります。私たちは、初心者の方を迎えて、楽しくお茶を飲みながら聖書についてわかりやすく教えながら交わりをしていく試みとして、このバイブルカフェを来月の2日の午後三時から四時半までの一時間半の予定で第一第三主日に始める予定です。ハレルヤ!このバイブルカフェの交わりを通して、新しくイエス様を信じる人たちが生まれていくことを信じます!みなさん、ともに祈りながらこの交わりに楽しく参加してください! 他に、韓国語講座とか考えていることがありますが、神様の栄光を現す交わりの機会をどんなことでも良いと思いますので、みなさん、良いアイデアがありましたら、提案してください!奉仕では、皆さんそれぞれに神様が賜物をお与えになっておられることを悟って、それに気づいた方は、その賜物を開発し、神様に大きく栄光をお返しすることを勧めます。私たちの教会では、神様から与えられている皆さんの賜物を発見して、それを開発し、神様に栄光をお返しする時間もとります。この機会を通して、みなさんが神様からの賜物を発見なさり、それを大きく伸ばしていって神様に大きく栄光をお返しなさいますように、主の御名によって切にお祈りします。最後の伝道の分野ですが、私たちは今年、なかなか伝道の活動が進んでおりません。本当に、悔い改めなければならないと思います。みなさんも、伝道ができなかったことを悔い改めてください。来月からは、必ず月一回は共に団結して伝道に出かけることができますように祈ってください!伝道する教会は、たとえすぐに実を結ぶことができなくても必ず祝福されますことを信じます。韓国はアメリカについで二番目に宣教師の多い国です。韓国はキリスト教徒がリバイバルし始めてから、国もどんどん成長し始めています。今や、キリスト教徒が約30%ほどいますが、どこに行ってもすぐに教会が見つかります。そして、韓国の経済も今や特にIT産業を中心に豊かに成長し続けています。このことも、韓国のキリスト教化に影響が100%ではないにしても、あると思います。韓国ではクリスチャンの社長も多くおります。私たちもこれから出て行って多くの人たちを伝道して、熱く礼拝を捧げ、聖書勉強を通して霊的に成長し、楽しい交わりをして主の中での交流を深め、賜物を発見し、開発し、神様に大きく栄光を現していくみなさんでありますように、主の御名でお祈りします。

 
以上のように、私たちは、今日、①大きなヴィジョンを持つ ②神様の国を現すヴィジョンを持つ ③神様の栄光を現すヴィジョンを持つ、ということが、神様が望んでおられることであり、これらのヴィジョンを抱いて信仰生活を生きることが大切なことであることを学びました。今日は聖霊の降臨節であるペンテコステの日です。ヨエル書にその後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りや夢を見、若い男は幻を見る。』(2:28)とありあます。聖霊が臨まれるとき私たちは神様のビジョンを抱くようになるのです!聖霊が臨まれるとき私たちは神様の栄光を現すビジョンが与えられるのです!みなさん、聖霊充満を受けましょう!聖霊を受けて、①大きなヴィジョンを持ちましょう!②神様の国を現すヴィジョンを持ちましょう!③神様の栄光を現すヴィジョンを持ちましょう! いつも聖霊充満の祈りをし、神様の国を現す大きなヴィジョンを抱き、神様に大きく栄光をお返しすることのできる皆さんでありますように、主の御名によって、祝福してお祈りいたします。アーメン。