愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が伴っているからです。恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。
恐れには刑罰が伴います。がんを恐れるならがんが刑罰として来て、貧しさを恐れるなら貧しさが刑罰として来て、戦争を恐れるなら戦争が刑罰としてやって来ます。東方の金持ちであったヨブも恐れを克服できなかったため、結局恐れていたことが臨んでしまったと告白しました。
悲しさの恐れは、心の中で希望を奪っていきます。多くの人たちがはたから見れば笑って見えますが、心では悲しみの涙を雨水のように流しています。悲しみはこのように私たちの考えの体質を否定的に変える要素です。
挫折の恐れも考えの体質を否定的に変えて、人生を放棄するようにつくります。人生を生きながら苦難に出会っても、挫折しないで克服し立ち上がることのできる道は、ただ神様の中で希望を抱いて勇気を出す方法しかありません。
第二次世界大戦を勝利に導いたイギリスの首相ウィンストン・チャーチルは、ドイツとの戦争で多くの危機と困難に会いました。大勢の人たちがやって来るかもしれない敗北に対する恐れにより挫折しました。しかしチャーチルは、ただ神様に祈りにより勝利を求め、国民たちへ「勇気を持ちなさい!希望を抱きなさい!」と励ましました。その結果、イギリスは彼の指導力により力を得て、ドイツとの戦いに勝利できたのです。
- 純福音家族新聞(ソウル)