しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。
1930年代にアメリカで経済恐慌が押し寄せてきた時、銀行、工場、さらには学校までが門を閉じ、経営主たちが自殺するなど一大騒動が広がりました。その時、J.J ラスコという実業家が証券に投資したお金を引き出して、多くの実業家たちを動員しマンハッタンに巨大なビルの建設工事を始めました。たくさんの人たちは、『ラスコは気が狂ってしまった。あの人はきっと滅びることだろう。』と言って、彼のビルディング工事計画に否定的な言葉を放ちましたが、彼はそのどんな話に対しても自分の信念を曲げないで遂にビル工事を完成させました。1929年から始まったビル工事は、1932年に仕上がりました。そのビルは、まさにマンハッタンを象徴するようになった「エンパイアステイトビルディング」だったのです。
私たちが信仰生活をしていくと、周囲から否定的な言葉や避難、攻撃などがやってきます。その時ごとに揺り動かされてしまってはいけません。私たちは揺り動かされない強い信仰によって信仰のビルを建てなければいけないのです。
- 純福音家族新聞(ソウル)
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