神である主が義と賛美とを全ての国の前に芽生えさせる ー イザヤ61:11

愛する者よ、あなたの魂が恵まれているように、あなたがすべての面で恵まれ、健康であるようにと祈っています。 第三ヨハネ 二節

出エジプト記15:26

2015年06月23日 00:07

そして、仰せられた。「もし、あなたがあなたの神、主の声に確かに聞き従い、主が正しいと見られることを行ない、またその命令に耳を傾け、そのおきてをことごとく守るなら、わたしはエジプトに下したような病気を何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたをいやす者である。」

 ドイツのフリードリッヒ大王が、人類の一番根本的な言語が何かを探ろうとして、一つの実験をしました。彼は両親を失い孤児となった赤ん坊たちを一軒の家に集めて、召し使いたちに世話をさせることにし、一つの条件を加えました。それは、子供たちへ絶対に話しかけないことでした。

それで子供たちは言葉のない世で、外部の世界と徹底的に隔離されたまま育てられようになりました。子供たちは言葉を聞いたことがないので、言葉を発することができませんでした。ところで、奇妙なことは言葉を話せなくなったという一つの事実を除いては、すべてのことが不足することなく育てられた子供たちであるにもかかわらず、幼い子供たちは充分に成長できないままみんな死んでしまったのです。未だに確かな理由が何であるのか意見がまちまちでありますが、確かなことは言葉が人へどれほど重要な役割を果たしているのかを充分理解することができます。

哲学者エピッテトスは、「神が人間へひとつの舌と二つの耳を与えたのは、話すことより二倍、またそれ以上に聞くためなのである。」と言いました。言葉の始まりは、聞くことから始まると言われます。子供が言葉を話すようになることは、両親が話す声を聞いて、それに従い始めながら単語の一つひとつを学び慣れていくのです。

私たちクリスチャンもやはり、父であられる神様が私たちへ話される言葉を注意深く聞き、それを学び話さなければなりません。そして、神様が教えてくださった言葉には、権勢があることを心に深く刻みつけ、言葉を話す時は注意深く慎重に話すよう心掛けることが大切です。           - 純福音家族新聞(ソウル)