主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
ある子供がいました。その子は、勉強がよくできず運動神経もなく、他の子供たちは彼を笑いものにしていました。その子は、読書より8ミリカメラを持って走り回ることがとても好きでした。彼の夢は映画をつくることであり、その夢のためなら何でもやる勇気がありました。
学校生活がとても辛く、高校二年生の時その子は学校へ行かなくなってしまいました。しかし、両親は学校へ再び復帰するよう彼を説得しました。
学校へ再び行くようになった彼は、学校側のミスで学習知能の遅れている子たちの学級へ編成されて、彼は更に辛い学校生活を送るようになってしまいました。彼がかろうじてひと月耐え抜いた時、幸いに家族が他の都市へ引っ越ししてからは、彼は自分にもっとよく合う高校に通えるようになり卒業できました。
人々は彼の未来を大きくは期待しませんでした。しかし、この青年は10年後28歳の歳に映画をつくり、それが一躍有名となって全世界にヒットするようになり、4億7千ドルも売り上げたのです。これは、一編の映画が売り上げる至上最高の収益額でありました。
彼は続けて数十編の映画を製作し、様々な賞を受けるようになりました。彼は自身の夢を放棄せず絶え間ない執念で挑戦し続けたために今日全世界が注目するすばらしい映画監督になったのでした。その人の名は、スティーブン・スピルバーグです。
- 純福音家族新聞(ソウル)